僕が信じているキズナって、何?
いつも僕に力を貸してくれる仲間達って、どういう人たち?
一緒に戦っているって、どういう事?
僕が信じているものは、そんな単純なものじゃないはずだ。
仲間も、力があればいいと言うわけじゃなかったはずだ。
目の前に立つ少年だって、みんなが言うような悪人じゃないはずだ。
あの少年は、キズナに傷つけられた。だからキズナを否定し、キズナを嫌っている。
でも、本当に大事な絆を守るためなら、命を投げる事だって出来る。
僕はそんな彼をどう思っている?
『悪人をやっつけろ!!』
『キズナの力で叩きのめすんだ!』
『仲間全員でぼこぼこにしちゃえ!』
違う。
キズナの力はそんな風に、相手を叩きのめすだけの力じゃない。
僕の仲間は、そんな事はしない。
彼は、悪人なんかじゃない。
――彼は、僕の友達だ。